夜の銀細工
2001年10月21日出逢いと別れの詰まった東京駅
一秒でも早く逢いたくて あなたの姿を探した僕が
一秒でも長く見つめたくて あなたの姿を見送った僕が
身を乗り出したり 背中預けたり
出逢いと別れの詰まった改札口
またいつか逢えるのだからと
もう二度と泣かないと決めたのに
あなたとふたりで眺めた夜景は あんなに綺麗だったのに
ひとりの僕の目に映った夜景は どうしてこんなに歪んでいるのだろう
手を繋いだ男と女は 幸せそうに笑っていたよ
二時間前の僕らを見ているようで
夜の電車の窓の向こうの もうひとりの僕が泣いていたよ
ひとりぼっちの唇の渇きを僕の涙で潤して
月のない夜空の下に 寂しさは置いて行こう
僕はひとりじゃないんだから
冷たい風に心晒して 寂しさを風化させよう
愛すべきヒトがいるから
またここで逢えるヒトがいるから
あなたがいるから
一秒でも早く逢いたくて あなたの姿を探した僕が
一秒でも長く見つめたくて あなたの姿を見送った僕が
身を乗り出したり 背中預けたり
出逢いと別れの詰まった改札口
またいつか逢えるのだからと
もう二度と泣かないと決めたのに
あなたとふたりで眺めた夜景は あんなに綺麗だったのに
ひとりの僕の目に映った夜景は どうしてこんなに歪んでいるのだろう
手を繋いだ男と女は 幸せそうに笑っていたよ
二時間前の僕らを見ているようで
夜の電車の窓の向こうの もうひとりの僕が泣いていたよ
ひとりぼっちの唇の渇きを僕の涙で潤して
月のない夜空の下に 寂しさは置いて行こう
僕はひとりじゃないんだから
冷たい風に心晒して 寂しさを風化させよう
愛すべきヒトがいるから
またここで逢えるヒトがいるから
あなたがいるから
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