僕は現実。

2001年9月6日
 以前考えていたことを思い出した。

 この世界は天国である。
僕は既に死人である。
僕は現実の世界で死んでしまい、今の世界で、すなわち天国で生活をしている。

 この説はちょっと考えれば矛盾点が幾つも見つかるのは明らかである。
結局僕は現実世界の住民。

 前世というものは本当にあるのだろうか。
今の僕は前世の僕の来世の姿であり、
来世の僕の前世の姿でもあるのか。

 この世界が夢の世界だったら。
これは善い夢なのか。悪夢なのか。
僕には何もわからないが、夢の中でこれだけ辛い思いをするのならば、
夢から覚めたらどれほどの辛さが待っているのだろう。

 僕は今までに一体何度、逃げ出したいと思ったのだろうか。
現実の厳しさは逃げられないという点だろうか。
逃げたかった。逃げられなかった。
悩む時間も、嘆く時間も与えられない。
足を止めれば鞭に打たれた。前に歩くしか選択肢はなかった。

 そして僕は今ここにいる。
天国でも夢でもない世界。
現実。

 僕は現実主義者。
逃げることを許されない、束縛された人間。

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